Rye Beers



ライ麦は、大麦や小麦ほどではないが、何世紀にもわたってビールに用いられてきた穀物である。そして世界のクラフトビールづくりにおいて、再び人気を集めている。大麦とよく似ているが、痩せた土地でもよく育ち、干ばつやかなり寒冷な気温にも耐え得るので、理想的な冬の作物の一つである。ド...

German Kellerbier (and Landbier, Zwicklbier, and Ungespundet)



今回は、ケラービアという、日本ではあまり知られていない、様式的なビアスタイルを取り上げたいと思う。無ろ過で、下面発酵のラガーである。主にドイツのフランケン地方やバイエルンのバンベルク周辺が発症のこのビールは、同じくドイツのバイエルン州やオーストリアでも広くつくられている。...

Pumpkin (and Kabocha) Beer



米国のクラフトビールの世界では、秋はオクトーバーフェストだけでなく、パンプキンビールの季節である。そして今やこの傾向は日本にもかなり及んでおり、サントリーがこの10月にクラフトセレクトシリーズとして「ザ・パンプキン」、発泡酒扱いで「パンプキンスペシャル」という二つの銘柄を...

India Pale Ale (IPA)

実はこれまでしばらくIPAの解説を書くことを避けてきていた。読者の方々は、19世紀前半にインドは英国の植民地であり、英国からの兵士や官僚、ビジネスパーソンがたくさんいたことを知っているだろう。彼らはビールを飲みたかったが、インドではビールはつくられていなかった。そのため、ビールは...

Chocolate Beers

もうすぐバレンタインデーの時期となり、女性の読者は人生で大切な人のために特別なチョコレート菓子を探し始めていいころになった――。バレンタインデーを女性から男性にチョコレートをあげる日としているのは、日本だけなのだろうか。ちょっと排外的ではないだろうか。もし自分ももらえたとしても、...