Craft Beer Gaming


ビデオゲームとビールはよく合う。ビールはゲームの楽しみを促進させるが、ゲームスキルを衰えさせる。しかしながら、その絶妙なバランスを楽しむ人もいる。

米国のブルワリーのタップルームでアーケードゲームを少なくとも一つ見かけることは珍しくない。ビデオゲームがフロアの大部分を占めているタップルームもある。我々は以前、サンディエゴのピッツァポートやサンフランシスコのベアボトルのタップルームを紹介した。サンフランシスコでは、クラフトビールを提供している人気のゲームセンターもある。

日本では、ゲームセンターはあちこちに存在するが、クラフトビールを提供するところは見かけない。しかし、やっとそれが変わろうとしている。

銀座にあるエクスバートーキョーは、株式会社タイトーが運営しているゲームセンターで、国産と輸入のクラフトビールを約15種と、日本酒とワインもタップで提供している。パイントグラスを手にして、スペースインベーダー、スターウォーズのピンボールや、空気銃を使った射撃ゲームに挑戦しよう。卓上シャフルボードもある。Suicaカード(モバイルSuicaを含む)などの便利な電子マネー決済にも対応している。

またエクスバー内で、アンテナアメリカのポップアップショップが今年の12月31日まで期間限定で営業している。ずらりと並んだ冷蔵庫には、米国産クラフトビールの缶が所狭しと陳列されており、そこで購入したビールをゲームエリアに持っていって飲むことができる。


このように私たちの楽しみを増幅させるような新しい小売りの構想が見れることは非常に嬉しい。日本でこのようなものがもっと出てくることを期待すると同時に、タイトーにはこのアイデアを続けていってもらいたいと思う。


This article was published in Japan Beer Times # () and is among the limited content available online. Order your copy through our online shop or download the digital version from the iTunes store to access the full contents of this issue.