イノベーションは素晴らしいし、醸造士がフレーバーの可能性を広げるのを見るのは興奮するものだが、昔ながらのスタイルもまた嬉しい。ブルワーにとってルーツを知ることは良いことだし、消費者もまた伝統的なビールをありがたく味わう。結局のところ、クラシックは美味しくないからといってクラシックになるわけではないのだ。
弊誌がクラシックなヨーロッパスタイルを支援していることを示すため、(今年、会社設立3年目を迎える)ジャパンビアタイムスは、再びヨーロピアンビアスターを皆様に紹介しようと思う。このコンペティションは世界中のブルワリーのエントリーを受け付けているが、スタイルをヨーロッパ起源のビールに絞っている。エリート主義ではない。伝統の祝典なのだ!
今年で11年目を数えるEBS。2013年には日本を含め40カ国から1500種類以上のビールのエントリーを受け付け、日本は概して満足のいく良い結果を得た。小西酒造と田沢湖ビールはどちらも金賞を受賞。経験豊富なジャッジで構成される国際的な審査委員会は、質とスタイルの真正性に従って受賞するビールを選出する。さらにジャッジが提供するコメントは詳細で、自身のビールを改善したいと思うブルワーにとって非常に貴重なものとなるだろう。チャレンジして、エントリーしよう!
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