4 by Nabowa

日本各地で何年にもわたってライブを行い、押し寄せるファンを驚かせ続けるNabowa(ナボワ)。クラフトビールコミュニティでは毎年スノーモンキービアライブで演奏をするアーティストとして多くの人に知られている。京都のクラフトビアバーの1つ、バンガローで見かけることすらある—彼らのご近所なのだ。私たちは彼らフレンドリーなカルテットを初期の頃から知っているし、彼らが、才能に満ちていながらも自分らしいスタイルを模索していた「若い」バンドから、際立ったインストゥルメンタルサウンドで他のグループに影響を及ぼすほどのエネルギッシュな演奏集団へと変貌を遂げる過程も目にしてきた。

ナボワの構成は主にギター、ベース、パーカッション、バイオリンで、しばしば大まかに「ジャムバンド」と称される。しかし、ジャムバンドというカテゴリーに落ち着く他のバンドより構造的なプレイを見せるのが彼ら。ハーモニーとメロディーループは標準的だが、パターンが進化していく彼らの曲は、ただの繰り返しでは決してない。彼らの曲はブライトでしばしばハイテンポ。すぐにグルーブを掴み、あなたを引き込む。

スタジオリリースはごく一握りで、そのいくつかはゲストボーカルを迎えたものだ。今年、10周年を迎えるナボワは6月に「4」というタイトルの新アルバムをリリースする。アルバムをゲットし、ビールも1、2杯飲み、彼らの音楽を楽しもう。終わったらリピートだ。さながら頭に残る彼らのループのように。

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