Pizzakayaは東京でも屈指のピザ―余裕で他を引き離す美味しさのカリフォルニアスタイル・ピザ―を提供し、またそれに合う一流のアメリカン・クラフトビアも楽しめる店だ。オーナーのデレク・トーマスさんは「究極の組合せ」と言う。明るく家族連れに優しくて、価格は手頃で美味しい。Pizzakayaは、六本木からもそう遠くないので、もっと知られてよい店だと思う。
ピザを待つ間、ビールから始めてはどうだろう。半ダースほどの銘柄が揃い、パイントグラスが ¥1,100から¥1,200。東京で最高のアメリカン・クラフトビアを味わうにはリーズナブルと言える。最高?実際にアメリカで、いや世界で最高のものが揃っている。ベアリパブリック、ローグ、マウイなどなど。
だがもちろん、ピザが最大の魅力だ。お腹の空き具合によってサイズを選ぼう。Mサイズは多めの一人前、Lサイズはシェアするのに丁度いいだろう。ちょっと待って!メニューの(Eye) Openersと彼らが呼んでいる前菜もチェックしなくちゃ。ドゥボール(小さなボール型パン)をガーリックバターにからめて焼いた後、再びガーリックバターにディップしたガーリック・ドゥボール、チキン・ウィングス、地獄のソーセージミートボール、チップス&ディップ、ババガヌーシュ、などが並ぶ。サラダは¥1,000からあって、盛りがよく、店オリジナルのドレッシングがかかっている。さて、次はピザ…どう説明しようか?素晴らしいクラフトビアを表現するのに似ている。豊富な味と個性が、複雑に絡み合いバランスが良い。定番のペパロニ・ピザは¥2,100から。さらに、よく炒めた玉ねぎとワカモレ(アボカドのディップ)を乗せた日本初登場の「サンタフェ・ピザ」、スパイシーな自家製ソーセージを乗せた肉好きにはたまらない「ビッグ・ラッセル・ピザ」、「ベーコン・チーズバーガー・ピザ」と、Pizzakayaオリジナルの味もある。愛情たっぷりでスパイシーなものが多い。
明るい木製のテーブル席とブース席、そしてオープンキッチンが、店に一体感をもたらしている。快活な雰囲気。壁のディスプレイには人気の映画が映し出され、店に客が溢れているときは温かいざわめきを作り出している。食べ放題のパーティプランもある。