Aldgate (Shibuya)

Aldgateは渋谷のみならず首都圏においても、クラフトビア界の要である。最高の状態に保たれた20銘柄に及ぶドラフトビアと、それにぴったりなブリティッシュ・スタイルのパブ料理が、オーナーのハナカさんと国際的なスタッフによって提供されている。Aldgateがお客を引きつけているのはビールだけではなく、バーそのものの魅力であることに異論はないだろう。Aldgateの自慢は、店に集う多国籍な人々が作る陽気な雰囲気だ。店内に複数あるスクリーンにはサッカーなどスポーツ・イベントが映し出され、特別な大会のときには深夜までオープンしていることもある。ハナカさんはクラッシック・ロックの素晴らしいレコードコレクションを持ち、そこから流される音楽で店はさらに活気づいている。そして、もちろんビール。クラフトビアは納得の価格で楽しめる。日本のクラフトビアはだいたい1,000円くらいで、輸入ものはそれよりも少し高めの価格。ボトルビールが加わることもある。AldgateではBaird BeerのJack the Ripperというお店オリジナルのビールも味わえる。冒険を好まないときは、ギネス/アサヒ/フラーズといったメジャーブランドのビールもある。

標準的なパブで提供される料理ではあるが、この店はかなり美味しい。コテージパイにはいつでも大満足だし、シェアにも充分なボリューム。コーニッシュ・パスティも素晴らしく、これもかなり満足感を得られる。"meal" メニューは800円から1,200円。そんなにお腹は空いていないけど軽く食べたいときは、500円で美味しいタパス・メニューがあり、ベジタリアン料理も提供されている。

内装はブリティッシュ・パブ・スタイル。年季の入ったフロアとブースには、快適なスツールのテーブル席とカウンター席。照明はリラックスできるくらいに落としてある。正面にはスタンディング席もあり、ひいきのサッカーチームを応援しながらビールを楽しめる。Wi-Fiフリー!店内には、気の利いた看板があちこちにかかっているので、お見逃しなく。