ジャズは日本では人気のある音楽なので、日本に「メデスキ・マーティン＆ウッド」のファンがいるとしても驚かない。このアヴァンギャルドトリオのベーシスト、クリス・ウッドは、彼の兄弟であるオリバー・ウッドと全く違うジャンルの音楽を一緒にやり続けている。フォークとアメリカーナだ。2005年以後ずっとアルバムを出し続けていて、一番最近のものは「ザ・ミューズ」。各方面からかなりの関心を集めており、ラジオのパワープレイとなっている。

クリスのアップライトベースに関するスキルは確立されている。多くのリスナーにとって喜ばしいサプライズはギタリスト、オリバーの唯一無二のボイスだ。強弱やしわがれ声とクリーンな声を交互に使い分けている。ウッド兄弟は「ジャノ・リックス」からさまざまな楽器のサポート（主にパーカッション）を迎えている。トリオのボーカルハーモニーは同アルバム一番の盛り上がり。アルバムのタイトルとなった「ザ・ミューズ」は美しくソウルフルなフォークだ。同曲をYouTubeでチェックし、ビールを啜りながら深く、深呼吸しよう。

彼らの音楽はビールを飲むときに聞くものだろうか？　もちろん。そして、こう考えるのは我々だけではない。ラグニタスブルーイングカンパニーがウッド・ブラザーズを高く評価していて、彼らのスポンサーとなったと最近知った！

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