餃子は第二次世界大戦後に宇都宮で人気となった。満州で生き残った大勢の宇都宮出身の男たちが帰国の際、餃子文化も一緒に日本に持って帰ってきた。地元の餃子メーカー(AQも含む!)が協力し、1993年宇都宮餃子会を発足した。宇都宮が日本の餃子の首都となったのだ!
餃子の「皮」がおいしさを左右する。AQの創業者(私の義父)は50年かけ、レシピを完成させた。残念ながら皆さまにそのレシピをシェアし、彼が苦労してやっと得たうまさの秘訣を明かすことはできないが、おいしい具のアイデアをシェアするので、市販の皮を使えば最初の試みとしてはうまくいくだろう。
このストレートアップ餃子というのは余計なアレンジを加えていないという意味である。脂の多い豚肉を使うことをためらってはいけない。私は日本人になりつつあるハンガリー人だ。マジャール人も大和民族も両方、美味しい風味はすべて豚肉の脂からきているということを知っている。豚肉のほかに、餃子の素晴らしい味わいを引き立てるにんにくも恐れてはいけない。
材料
豚ひき肉 400g
キャベツの千切り 400g
玉ねぎの角切り 80g
にらの大きめにみじん切り 60g
にんにくのすりおろし 30g
しょうがのすりおろし 15g
しょう油 大さじ1 ½
ごま油 大さじ1
黒砂糖 小さじ1
塩 小さじ1
こしょう 小さじ½
餃子の皮(市販のもの)
作り方
すべての材料をハンバーグをつくるときのように手で混ぜる。約20gの具をそれぞれ皮で包むと、50個分ほどの餃子ができる。
お好みで煮ても、蒸しても、フライパンで焼いてもよい。焼く場合は、少量の油を熱したフライパンの上にひき、餃子を並べ、ジュージュー音がするまで待つ。そして、1/3カップの水を足し、ふたをする。水が蒸発するまで待ち、ふたを外し弱火にし、こんがりきつね色になるまで焼く。
エピックブルーイングのストレートアップセゾンと一緒に、このストレートアップ宇都宮餃子をどうぞ、と言いたいところだが、このビールは春まで待たなければならない。今秋はメルツェンなどいかがだろう。レフトハンドオクトーバーフェストが非常に合うはず。乾杯!
This article was published in Japan Beer Times # () and is among the limited content available online. Order your copy through our online shop or download the digital version from the iTunes store to access the full contents of this issue.