Drink Japan 2024
(English below) ドリンクジャパン2024が目前に迫っている!これは日本最大の飲料生産者向けの国際展示会で、今年は11月20日(水)から22日(金)まで開催される。プロの醸造家やこれから醸造家を目指す人にとって、このイベントは見逃せないものである。ヨーロッパのDrinkTechやアメリカのCraft Brewers Conferenceと同様に、原材料、醸造機器や部品、そしてラボ分析機器やソフトウェアなどのビール業界向けソリューションが展示される。また、ドリンクジャパンはビールだけにとどまらない。清涼飲料から蒸留酒まで、あらゆる飲料が網羅されている。多くのビール醸造所が他の飲料分野にも進出していることを考えると、このイベントの価値は業界にとってさらに高まっている。 今年の会場は幕張メッセで、出店者は400社、来場者は24,000人を見込んでいる。さらに今年は、プロ向けのセミナーが90件開催される予定で、去年の80件を上回る。これらのセミナーには、大手の大手ビールメーカーをはじめ、コカ・コーラ、伊藤園、スターバックス、ダイドーなど、飲料業界のリーダーが登壇する。ノンアルコール飲料のメーカーによるセミナーも、マーケティングや品質管理など、クラフトビール醸造家にとって参考になる学びが多い。クラフトビール業界からは、Far Yeast Brewing Company、ベアレン醸造所、ヤッホーブルーイングが登壇する予定だ(セミナーは事前予約が必要である)。 もし来場するなら、ぜひ訪れてほしい出展者ブースがいくつかある。まずは、醸造及び蒸溜設備の国内生産者であるコトブキテクレックスだ。同社は佐賀でアームストロングビールの醸造と国産モルトの製麦も手掛けている。自社製モルトを使った同社のビールをブースで試飲できるので立ち寄ってみてほしい。2024年のインターナショナルビアカップで金賞を受賞したほどの品質だ。酵母をお探しの方は、Fermentisのブースを訪れ、国内で新たに提供開始されたドイツ産酵母をチェックしてほしい。缶詰や瓶詰をはじめとするパッケージングについては、ぜひCowboy Craftのブースへ。コロナ禍に数十もの充填設備を設置し、多くの醸造所を救った実績を持つ。彼らの献身的な姿勢や知識、専門性は抜群である。他にも訪れるべきブースがたくさんあるのでぜひ会場に足を運ぼう。 ドリンクジャパンへの参加は無料だが、ウェブサイトで事前に来場登録が必要である。英語でのサポートもあるが(出展者の多くは英語も堪能)、セミナーでの通訳は限られている(有料で通訳をつけることも可能)。迷っているなら参加することをおすすめする。イベントへの参加を通じて、新しい繋がりやビジネスチャンスが生まれるかもしれない。実際にそのような機会が生まれる場がこのイベントにはある。 Drink Japan 2024 is just around the corner! This is Japan’s largest beverage producer expo and this year it takes place from November 20th (Wed.) to the 22nd (Fri). Whether you are a professional brewer or brewer-to-be, this is an event you probably…