大募集

『ジャパン・ビア・タイムズ』の出版元であるブライトウェーブメディア社では、業務拡大に伴い新しいスタッフを募集しています。フルタイム、パートタイム(固定)、フリーランス(不定期)、インターンやボランティア(特典あり)と、幅広いポジションを募集しています。詳しくは下記を参照下さい。応募方法や連絡先は本記事末に記載しています。 当社は才能や経験よりも、人柄や仕事に対する姿勢を重視しています。応募にあたっての必須条件は以下の通りです: -誠実であること -規律を守り、仕事熱心であること -計画的に物事を進められ、細部に気を配れること 他に重視する一般的なスキルと資格: -多少の英語力(流暢であれば尚良いが、必須ではない) -コミュニケーション力(レスポンスの良さ、礼儀正しさ) -必要に応じて残業や土日出勤が可能な方 ブライトウェーブメディア社は、日本酒の専門誌、横浜市の情報をメインとした雑誌やアプリなど、多様なビジネスを展開しています。ジャパン・ビア・タイムズとは関係の無い業務もあるのでご留意下さい。一人で二つの仕事を担当する可能性もあります。 イベントコーディネーター 当社はパーティーやタップテイクオーバー、ブックイベントや小規模フェスティバルなど、数々のイベントを主催しています。そのためイベントの企画、プロモーション、運営の経験者を募集しています。ビールサーバー設備(ジョッキーボックス等)に詳しければ尚可。 ロジスティクス(物流)マネージャー 当社はビール業界内で要望のある商品(グラスなど)の輸入を手助けしています。但しビールのインポーターではないし、なろうともしていないので念のため付け加えておきます。通関や入庫、配送などの手続きの経験者を求めています。尚、中級程度の書類作成作業と簡単な経理が含まれます。 翻訳 出版しているほとんどの雑誌やウェブサイトは英語と日本語で発行しているため、常に経験豊富な翻訳者を必要としています。特にビール用語やビールの科学について知識のある人を探しています。もしプロとしての翻訳経験が無くても、十分なバイリンガルスキルがあれば採用選考を行います。 オフィスアシスタント(庶務) オフィスで就業経験があり、秘書業務や事務を担当する人を募集しています。電話応対やメールなどのコレポン、請求書作成や簡単な経理、打ち合わせのためクライアントオフィスへの訪問等も含みます。 デザインアシスタント すでに素晴らしいデザイナーが在籍していますが、周辺業務(広告、フライヤーやウェブデザイン等)を手伝ってくれるアシスタントを募集しています。プロとしての経験は不問(学生歓迎)ですが、Adobe Suiteの知識は必須。フルタイムの可能性あり。 コピーエディター(校正) 原稿や日本語・英語に翻訳された文章が正しい内容かチェックするコピーエディターを募集しています。文法に強い、言葉のスキルが高い、間違いをよく見つけられるというこが条件となります。正確さはもちろん、対応スピードが早ければ尚可。教員免許など何かしら証明するものがあれば更に良い。 営業 営業経験があり、意欲的できちんと計画的に物事を進められる人を数名募集しています。但し、全ての営業職が、雑誌の広告営業やジャパンビアタイムスに関わっている訳ではないことをご了承下さい。特にタイアップや少し変わった企画の経験がある法人営業経験者を望んでいます。 事業開発担当マネージャー 雑誌やウェブサイト、ビデオなど様々なメディア形態で特別なコンテンツを制作するため、自治体や政府機関とやり取りする機会が増えています。そのため、特別なプロジェクト等で政府機関と協働した経験のある人を探しています。公務員や官公庁に勤めたことのある人なら、この仕事内容がよく分かるかと思います。 ウェブマネージャー デジタルコンテンツが果たす役割はますます大きくなっています。それに伴い当社のウェブサイト管理・作成を手伝ってくれる人を募集しています。Wordpressの経験は必須、JavascriptやPaypalなどの支払システム経験があれば尚可。僅かなコンテンツ制作(イベントの告知等)も担当する可能性あり。 ビデオグラファー 当社はクライアントや政府機関から依頼を受けて動画制作も行っており、ビデオグラフィースキルがある人を探しています。機材を持っている人(もしくは学校や組織経由で貸与を受けられる人)なら尚可。動画編集スキルは大歓迎です。 流通(配布・設置)マネージャー 当社が出版している雑誌の発行部数は50,000部を優に超え、配布だけでも大変な作業です。内二誌は購読サービスも行っており、管理と宣伝を要します。そのため、出版社で購読や配布に関連する業務に関わったことのある経験者を優遇します。書店での経験者も歓迎。 コミュニティ・アウトリーチ(情報発信・コミュニケーション) 当社ではコミュニティとより良い関係を築くため複数のSNSアカウントとメーリングリストを運用しています。またプレスリリースや他の企業もしくは組織との契約上の関わりもある。この分野で活躍してくれる人を探しています。PR・広報経験があれば尚可。 応募方法: eメールでレジュメと1ページのカバーレターを送付下さい。カバーレターには希望職種と志望動機、希望の雇用形態(フルタイム、パートタイム、インターン等)の記述をお願いします。info@japanbeertimes.com こちらから応募メールの受信確認メールを送信しますが、応募多数のため、それ以降は選考に残った人のみに連絡する予定です。対応できないので選考状況の問い合わせはご遠慮願います。

Goose Island Sour Sisters

by Brian Kowalczyk When Goose Island brewed up its very first batch of Bourbon County Brand Stout and aged it in six barrels in 1992 they couldn’t have predicted the craze that barrel-aging would become in the last decade. Now with one of the largest barrel-aging programs in the U.S., it’s clear that they still…

SORRY UMAMI IPA

今年、米国限定発売が発表されて話題となったヤッホーブルーイングの「SORRY UMAMI IPA」が、多くの要望に応えるかたちで10月から日本でも販売が始まった。 そもそも、なぜ米国市場をそれほど意識したのか。それにはまず、クラフトビールという概念を生み出したこともあり、クラフトビールが最も発達・成長している国であるということがある。ビール全体の中でクラフトビールのシェアは数量ベースで11%、金額ベースで21%。数量ベースのシェアが現在1%程度と考えられている日本とは状況が全く異なり、日本よりかなり早いペースで市場が成長し続けている。そしてヤッホーの輸出において、米国向けが約半分を占めており、今年は絶対量では昨年比で倍になったという、見逃せない市場だからである。 しかし成長が著しい分、競争が激しい。言わば「レッドオーシャン」であり、競争相手が少ない「ブルーオーシャン」である新規開拓市場に進出すべきという社内の声もあった。だが、ヤッホーは米国の素晴らしいビールに出合ったからこそ成長できてきたし、やはりそこに挑戦したいという思いの方が勝った。 米国のスーパーマーケットで売られている米国産クラフトビールは、どれも新鮮で品質が高い水準にあるとヤッホーは認識しており、彼らの製品はそこではそれらの倍の値段の4~6ドルで売られている。この厳しい売り場で勝負していくのを前提に、「ネオジャパンからやってきた傾奇者」「日本らしさ」「革新的」というコンセプトを決めていった。 ターゲットは、クラフトビールファンかつ日本が好きな人に定めた。絶対数は多くないが、まずはこの人たちに認知してもらうことを目標としたのである。そうしてできたビールは、ビアスタイルとしては「エクスペリメンタルホワイトIPA」と彼らは呼ぶ。通常用いられない特殊な技術や材料を使っているビールがエクスペリメンタル(実験的)であり、このビールではカツオブシの使用が当てはまる。 カツオブシと言えば、それからダシが取れることから分かるように、うま味成分が豊富に含んでいる。酵母が生きていくにはうま味成分として知られているアミノ酸が必要であり、カツオブシを投入するとそのうま味成分が得られ、酵母によるエステル(フルーティーな香りの素となる化合物)の生成が活発になった。 日本らしい材料をビールに入れてその特徴を出すのは難しくないと、彼らは言う。それよりも、しっかり美味しいものをつくろうとした。だから、魚らしい味わいを出そうとしてカツオブシを入れたわけではなく、あくまでもフルーティーな香りがよく出るようになったから用いた。開発時にはワカメや煮干しなどもうま味成分を出す原材料の案として挙げられたが、米国市場でポジティブにとらえてくれそうなものとして、カツオブシが選ばれた。 1回の仕込みで、削り節の状態で3、4キログラムのカツオブシを入れるという。麦汁のときはダシの味がするが、発酵でその味は消える。そしてその発酵ではベルギー酵母が用いられ、うま味成分の作用もあって複雑で豊かなフルーティーな香りが得られる。原材料はカツオブシのほかに大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ、コリアンダーシード、オレンジピールである。 ホップの選択も実験的と言える。米国のハース社で開発されてもともとHBC291と呼ばれていた品種で、最近「ローラル」という名前が付いたばかりの新種のホップを用いている。それにカスケードとカシミアも使用している。カシミアも2年前に登場したばかりの新種だ。 原材料を聞くとベルジャンホワイトのような味わいを想像するかもしれない。しかし実際に味わってみると、アルコール度数7%がもたらす力強さもあいまって、デュベルなどで有名なベルジャンペールストロングエールやベルジャントリペルのようである。つまり、バナナやマンゴーのようなフルーティーな香りがあり、とろみすら感じるボディーの強さが印象的だ。 米国での販売は着実に進展しているようで、既にワシントン州、カリフォルニア州、オレゴン州、コロラド州で販売されており、最近テキサス州など南部でも始まった。魚が入っていることについて良くも悪くも驚かれることが多いので、丁寧な説明ができる卸売り先を選んで取り引きをしている。 日本ではローソン、ナチュラルローソン、ポプラ、成城石井で販売されており、この機会に一度は味わってみたい。国内クラフトビールでシェア1位であり続け、主力商品である「よなよなエール」があまりにも有名でありながら、こうした挑戦を続けているヤッホーの動向は、これからも飲みながら注視していきたい。

Titans

New craft beer bars are opening at an accelerated and exciting clip these days, especially in the Kanto area. Keeping up with each new opening has become a next to impossible task. The latest on the scene (at least as of today), TITANS Craft Beer Taproom & Bottle Shop, is one we have a very…