Titans

近頃、特に関東ではクラフトビールを提供するバーが次々オープンしていて、新しくオープンする店を全て把握するのはもはや不可能なレベルになっている。その中でも、TITANS Craft Beer Taproom & Bottle Shopは特に期待が持てる店である。店名の通り「鉄人」の3人組、株式会社AQべボリューションのAlbert Kuwano Bakonyvari、ビア・キャッツ株式会社のTodd StevensとJeff Renshawによって設立されたTitansで取り扱われるビールは、最高のクオリティであることは間違いないだろう。

幾月にもわたる準備の末、タップルームは8月28日に一般客向けにオープンした。Bakonyvari(またの名をMr.AQ)によれば、この新しいバーの立ち上げにおいて重要な役割を担ったのはプロジェクトマネジャーの山本恭士である。以前はWorld End Pubでマネージャーを務めていたので知っている人も多いだろう。彼はHubで働いていた時も新店舗立ち上げの責任者であった。また、ショップマネジャーは渋谷のPDX Taproomとスターバックスでも勤務していた神山あずさ、そしてビアマネジャーは赤毛の髭がトレードマークのAQのイベントマスター、Adam Francisが着任する。

Yamamoto Yasushi, Todd Stevens and Albert Kuwano Bakonyvari Yamamoto Yasushi, Todd Stevens and Albert Kuwano Bakonyvari

バーには9タップあり、主にAQとビアキャッツの輸入ビールが提供され、その他いくつかはゲストビールも提供する予定だ。100種類もの缶とボトルのビールも販売される(小売は冬開始予定)。メニューには上質なワイン、スピリッツ、コーヒーがあり、話題の窒素を注入したニトロコーヒーのマシンも備えている。鉄人たちからの情報では、東京で一番のジントニックを出すお店を目指しているそう。

宇都宮に本社を置くAQ社を知っている人ならば、姉妹会社である栄久食品との強い繋がりにより、彼らが餃子マスターでもあることを知っているだろう。そしてジューシーな美味しい餃子のファン達は、フードメニューに餃子が載っているのを見て喜ぶに違いない。また日本では珍しく、食べ物の持ち込みが自由だ。

gyoza

池袋から山手線で1駅、JR大塚駅のすぐ向かいに軒を構えるTitansはアクセスも良好だ。店舗は3フロアに分かれていて、1階にはタップルームとボトルショップがある。レコード好きならば、Stevensが持ち込んだ古いレコードプレイヤーで彼のコレクションから曲をかけてくれるのもポイントだ。2階は靴を脱いでクッションと戯れながらくつろげるスペースとなっており、3階はグループ向けのテーブル席を備えたレストランになっている。

クラフトビール好きはもちろん、そうでない人も楽しめること必至。Titansの今後から目が離せない。

Info:
TITANS Craft Beer Taproom & Bottle Shop
〒170-0005 豊島区南大塚3-53-7
03-5904-9531

3rd fl-1

tap line up

basement fridge

titans glass